法話2023年9月13日 書を悉く信ずるは書無きが如し

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  • 今日の法話も名法話です。ありがとうございます。
    只管打坐の際をお説きになっておられ、それを一息一息に任せる・徹することに導いておられる。本気で坐を行じている方には珠玉の法話です。

    私は、4月から心の病で困っておられる方の「当事者の会」に出席して、困っておらる方達のお役に立てればとの願いで、私はどう拘っていけばいいかを勉強中です。73歳の衲子です。

    当事者の会に来られる方は、過去の境遇(イジメ、虐待、押し付けの経験、仕事のストレス等)でうつ病、依存症、統合失調症、双極症等になっておられる方達であり、なんとかしたいと、一歩踏み出して良い縁を行じられておられる方達です。ですが、本来の自己、このものの真相を自覚して、本来の自由人に復帰したいという強い志を持っておられる方は殆どいません。カウンセリング止まりのようです。

    このような方達が救われるためには、「今が我見・自我から離れている様子であること、過去の縛りから自己を解放できている様子であること、このものは縁に触れて認識する前に動く活動体であること、それ故に無常自縛から自分の力で自分を救うことが出来ること」に気付き、自分・法を信じることができるようになることが必要ですが、その方向にどう導いて行けばよいか、それが私の出家としての最大の関心ごとです。坐断が最良の道、それをどう広めるか、楽しからずやであります。

    そういう中で、老師の法話は教え、ヒントの宝庫です。少しづつ活用させて頂いております。
    感謝感謝です。今後ともご教授をよろしくお願いいたします。

    朝夕は少し過ごしやすくなって来ましたが、残暑はまだ厳しく、お身体くれぐれも大切になさってください。九拝

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